二元性の意味するところ。 [気付き]
二元性とは、善・悪、楽しい・辛い、嬉しい・悲しい等といったような、物差しで判断することです。
このような物差しがあるため、自分の都合の良いものだけを見てしまいます。一方で、自分に都合の悪いものばかりに焦点をあててしまうこともあります。
色々な経験がある中で、その経験を二元性で見てしまうこと、実際に経験していることから目をそらしていることになり、この経験から学ぶことがあるはずのことが置き去りになってしまいます。
振り返ってみれば、印象に残った経験には客観的に見ることが出来ても、たくさんの経験が二元性による見方によるため学びとれていません。
そのため、同じ経験が似た状況で繰り返しやって来ます。
二元性は感情的に陥りやすく、客観的になれなくしてしまうものです。
経験はそこに経験があるだけです。善・悪といった二元性はありません。
良い経験も、嫌な経験をすることは、この両方の経験があなたに必要だったからです。そこから学ぶことがあるから経験しているのです。
経験に感情というフィルターを通して見ないでください。
感情的に陥りそう、あるいは陥ってしまった時はネガティブな状態ですから、陥ってしまったことを自分に許すと、自然にポジティブに変容していきます。
そうすると、経験から学ぶ姿勢は維持できます。
みなさんが何か知らないが不足だと感じることは、潜在的に経験から学びたい気持ちがあるからです。
それをものにしたいからです。
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