何年も停滞している人へ

スピリチュアルや宗教や啓発系やセミナー等、色々試されて「知識」はたくさんあるけれど、前とあまり変わらない・停滞している感がある、もっと酷くなった、メソッドジプシーの人へ。

まず、頭を使うことをせず、理屈はたくさん身についていると思うので、それをやめてみてください。
理屈は観念の領域であり、体感は得られません。
理屈は「する」であり、体感は「在る」です。
頭を使い思考でもって求めても、それは求めるというループに嵌まってしまいます。
ここに気付きましょう。
観念は生まれてから蓄積された情報です。その情報を持った観念があなたを説得しにかかっているのです。また、あなたがあなたである根拠を過去や未来に見出させようとしています。
あなたの存在は観念の中にある、ごく狭い制限された世界にはありません。

「気付き」はあれこれ思考していることに気付いている状態です。
例えば嫌なことが起こった時、「嫌なことが起きた、うわ、どうしよう・・・」って無意識に思うのですが、これに気付くことです。
今まではその起きた出来事と自分を一体化して、あれこれ悩んだり不安になったりしましたが、それに気付くのです。
盲点のように無意識に無防備に観念の思うままにネガティブな感情と一体化してきたことが分かるでしょう。
気付きを習慣化すると、驚くほどに無意識に生きてきたことが分かります。

まずは「気付き」をしてみてください。
その都度、出て来る思考に気付くだけです。
くれぐれも「気付き探しごっこ」はしないでください。

観念はこのように思うでしょう「お、気付けば良くなるのか。よし、気付きをするぞ」と。

観念は良いと思ったことを利用して、その存在価値を形成していきます。それがあたかも自分自身であると。

気付いている状態というのは、何のジャッジもしない、何の思考もしていない、例えるなら渋谷の交差点でたくさんの人が行き交っている所を上空から眺めている感じです。
部屋の中に自分がいて、自分の後方の上から眺めている感じです。
あくまで例えなので、こうすれば良いのかと観念のエサにしないでくださいね。笑
ニュアンス的に分かってもられば良いですので。

気付いている時は、思考や雑念が出ても全く構いません。その思考や雑念に気付いていれば良いだけですので。
思考や雑念を消そうとするのは観念がそうさせようとします。そうすると消えません。
観念の中にいて何かをしようとしても、それは観念の域を出ないのですから、その外へ出てしまえば良いのです。
それには「気付いて」「今に在る」だけでＯＫです。

日々の習慣としてみると、私が言いたいことが分かるでしょう。
分からなかったことも、このブログを読み返すと「あれ、分かる！？」となるでしょう。それは今すぐではないかもしれませんが、必ず分かる時が来ます。

気付きはシンプルで楽になりますよ～☆

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タグ：気付き 停滞