不安や恐怖はどこから来るのか [気付き]
▲クリックで大きくなります。写真はおばあちゃん家の裏庭に咲いていた雑草です(ちゃんとした名前はあると思いますが)。
可愛く綺麗に咲いていて、生命の表現を感じます。
不安や恐怖は未来という*観念からやって来ます。
「こんなことしていたら将来には手遅れになるんじゃないだろうか・・・」
この台詞は、未来があることを前提としています。また、今にいない証拠です。
今に在ると不安や恐怖は出てきません。例え不安や恐怖があろうとも、それを眺めているので動じることはありません。
*観念が不安や恐怖を未来という便利な概念で作っているに過ぎません。
以前も書きましたが、未来や過去はなく「今」しかありません。常に「今」の連続体です。
今に在ろうとすると、*観念の居場所がなくなるため、精一杯未来や過去の引き出しからあなたを誘惑してくるでしょう。
しかし、何度も言うように未来や過去はありません。人が作った概念です。
不安や恐怖を感じていることは*観念であり、本当の自分ではありません。
本当の自分は今に在ります*本質です。
不安や恐怖は小さい頃からごく普通に経験しているため、それが自分だと錯覚しているのです。
上の例で言うと*気付きは、「こんなことしていたら将来には手遅れになるんじゃないだろうか・・・」を眺めている状態です。はっとするでしょう。
不安や恐怖がないと思い込むのではなく、それを眺めている、これが気付きです。気付くとどうなるかお試しください。
不安や恐怖がなくなる人、なくならなくても構いません。それに気付いていれば良いのですから。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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