時間は概念であり制約や制限を設けるツール 2 [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
例えば、今まで山積された辛かったことが解決された時、なんて奇跡だ!と喜びもとても大きく感動を覚えることでしょう。
それでもなお、「今に在る」ことに留意しないと、あれよあれよと同じような似たようなシチュエーションで辛い目に遭ってしまうのです。それは「今に在る」ことをせず、過去や未来という時間に自分の身を置く癖がついているからです。
表面上では辛い目に遭いたくないと思っていても、奥底ではそれを望んでいるのです。刺激を欲しているのです。それらは*観念によって無意識レベルまでに浸透しており、それに気付けていないのです。
時間という概念はネガティブだと思われることと密接につながっており、過去のネガティブと思われることを未来に投影しているのです。しかも、無意識レベルにです。時間はコバンザメのごとくあなたにくっついてネガティブを見せる事でしょう。
しかし、「今に在る」ことは、時間を採用しないことですので、必然とネガティブと思われることは起きなくなるのです。
常に「今」しか存在しませんから、たった今、今に在れば良いのです。「後で」と言っている以上は、延々と「後で」という状況を味わうことでしょう。
*本質は「今」そのものですから、あれこれ雑念がもたげて来ようと、過去を見ようと「今」にいることを意識していると、次第に*観念に踊らされていたことが分かって来ます。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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