パターンに気付く [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
日々、何かしら大なり小なり抵抗を感じることがあれば、それを手放していきましょう。
抵抗を感じたら今に在り、その抵抗を眺めてやりましょう。
眺めてみると、パターン化された思考や感情の動きが分かってきます。
例えば、
自分の思い通りにならないことが起こると怒ってしまう→文句を言う→物に当たる→イライラする→静まる→最初に戻る
このような具合で、自動的にパターン化された思考を観てやるのです。この際、感情的になっていることも観ましょう。
誠にどうでも良いパターンが自動で働いていることが分かります。これが*観念による無意識です。
この無意識に気付くこと、そのパターン化された思考や振る舞いは自分ではないと知りましょう。
気付いても同じパターンに陥ってしまうんだけど
それは気付いていながら、同じパターンに陥る自分に気付きましょう。やすやすと同じパターンになってしまうことを許しているのは何故でしょうか。そこから離れようとしないのは何故でしょうか。
それが自分のモノサシ(*観念)だからです。*観念にとり唯一の自己主張の場なのです。それが怒りであり不満であり不安であり恐怖であっても、それを手放そうとしないのが*観念による無意識の反応なのです。*観念にとって出番がなくなるのでは困るのです。
今に在ると、無意識状態にはありません。パターン化されたネガティブな働きは全て無意識状態の時に起こるのです。*気付きはそれを知ることになります。今に在あると気付いている状態ですから、意識して今に在ることを習慣付けていきましょう。
複雑だったことがシンプルになり、シンプルだからこそ複雑さを楽しめるのです☆
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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