味わうこと [気付き]
ご飯を食べる時、好きなものに関しては味わって食べていると思います。
ところが、何かをしながら食べるだとか、付き合いで行った先で緊張しながら食事をしている時は味わって食べられていないかもしれません。この味わって食べれていないことは、食事の時だけではなく、普段の生活に置き換えても「味わえていない」ことだらけなのです。
仕事をしている時でも、夕方前になると早く帰りたいなぁと思いながらすると、仕事をしているようで身が入っていません。
勉強でも面倒だと思いながらしていると身が入りません。
「身が入らない=味わえていない」です。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
それは、食事のことで言えば、食べることが目的となっているからです。目的というのは「未来」という作られた概念があって、そこに向けられているものです。ない未来を見ている限り、味わうことは出来ないのです。
食事は目的ではなく、そのものを味わうのです。
仕事も勉強も生活も遊ぶこともそうです。目的とするのではなく、そのものを味わうのです。
つまり、味わっていれば自動的に「今に在る」ことになります。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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