味わうこと2 [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
味わっているつもりが、味わっているつもりになってしまっていることがあります。
よし、味わってやるぞ!としてみても、ついつい無意識に元の自分に戻ってあれこれ思考したり、することに意識を向けずに少し先の未来に向かって「せっかち」に過ごしています。
食事で言えば、食べながら食べ終わったことのことや、他のことを考えています。
見てくれでは「食べている」が、これっぽっちも味わっていないのです。
食べることが目的となり、目的のために食べているということで本末転倒です。
食べることに意識が向いていない、つまり味わっていないのです。
それだけ今世は「今」に意識がいっていない人が多いのです。
この世の存在は、この世を味わうためと言っても過言ではないかもしれません。
味わう機会を*観念による無意識のため、ことごとくやり過ごしてしまっているのです。
もちろん、今までに「今に在る」ことは誰でも経験をしています。しかし、無意識に過ごしている以上は多くの人が「味わう」ことが出来ていないのです。
無条件に「今」に意識を向けてみてください。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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