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瞑想をする [気付き]

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以前も書きましたが、瞑想はするものではなく、「在る」ことです。そのような状態になっているということです。
瞑想が悟るための条件や目的だったり、何かの目的のためにするのであれば、それは瞑想とは言わず何かを達成するための方便というか手段ということになり、本来の瞑想がおいてけぼりです。さらに、「今」にいることを忘れてしまっています。

瞑想はストレートでありシンプルです。それは「今に在る」や「今にいる」、「気付いている状態」と変わりません。
瞑想する行為ではなく、瞑想そのものの状態で在るのです。

今までの癖で考えたり法則化したりすることで「納得」したい自分がいるのは仕方がないことですが、*本質は行為ではなく「そのもの」であり意識です。
ですから、瞑想をするというのは行為でありそれは*本質ではありません。
同じ「瞑想する」のであれば、意識的に「自分から離れて俯瞰している視点」で眺めてみてください。

※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。



私も瞑想をしたことがあり、そういった瞑想をする場に行く機会がありました。それでみなさん冒頭の写真のようなポーズでじっとしているのです。
私はといえば雑念だらけで、薄目を開けてみなさんどうしているか見てみたりして、瞑想が出来ない自分に随分劣等感を持ったものです。
後日、私が瞑想していた人に
「みなさん凄いですね!一切動きもせず驚きました。どうやってあれだけ瞑想出来るんですか?」
と聞いてみましたら、
「ほとんどの人がそういうフリをしているだけよ。出来ている人もいるけれど、ずっとやっていた人でさえたまに出来ないんだって。」
ということでした。
ある意味、やっぱりそうだよねーと自分の劣等感がここで汚名返上と言わんばかりきれいになくなりました。現金なものですね、*観念って。笑


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タグ:瞑想 本質 観念
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