今を意識していますか? [気付き]
過去や未来という思考に右往左往・・・、これは昨日も書きましたね。
「今を意識していますか?」と聞かれて、ハッとする人もいれば、質問自体を意識しすぎて「今にいなくなる」こともあるかもしれませんね。笑
日々の生活において、色々な状況がやって来ては去ることでしょう。これら状況が過去や未来を想起させ、思考が活発になります。
起きていることは「今」の上で起きていますので、「今」を意識するということは以前にも書きましたが、「今」は今起きている状況ではなく、それら状況、起きていることや全てが映し出される場所が「今」です。
例えるなら、映画のスクリーンが「今」で、映画の内容は「起きていること、状況や全て」です。映画の内容が複雑なので何でもややこしく思考が働いてあれやこれと忙しいです。それが「自分」に拍車をかけるのです。そうして、*観念は「起きていること、状況や全て」が現実だと思い込み苦悩を味わいます。
「今」が映画のスクリーンですから拍子抜けも良いところですね。あまりにもシンプル過ぎて物足りないと*観念が反応します。
*本質である「今」は*観念がいかなる状況であろうと、思考が忙しくしていようと、常に「在りのまま」を映し出しています。
*観念にいて苦悩を経験しつづけるのか、*本質そのものになって世界を眺めるかは自由なのです。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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