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精神論者の詭弁 [気付き]

新型コロナウイルスを気合で乗り切るがごとく言う人は、絶対に責任を取りませんので信じないでください。
スピリチュアルでは、祈りのメソッドをしてウイルスから身を守る!とか、病気した人を祈って治す!とかやるようなものです。
実際にヒーラーは存在しますけど、素人がやっても念仏を唱えるだけで治りません。

東京都知事や大阪府知事のように、劇場型政治をするような声の大きい人も責任を取りません。言うだけでほとんど何もしません。なぜでしょうか。人気取りを優先して支持を集めることが目的化しているからです。
その前に、なぜ、人気取りをしなければならいないか、2つの意味があります。
1つは国民を下に見ていて、それらしいことを大げさに言えば信じて支持がつくと高をくくっていることです。
2つめは日本政府に予算の制約がないことを知らず、緊縮財政の土俵の上で政策を考えていかなければならず、競争社会を前提としているからです。

日本は中小零細企業を合わせて9割が存在し、大手は1割未満です。つまり、日本のメインエンジンは中小零細企業で補助は大手企業というイメージです。内需大国なんですね。
国家としては国内だけで経済が循環しますので、理想的な国家になります。ですが、小泉政権時ではグローバル!といい、規制緩和や構造改革を行って、当時閣僚にいた竹中平蔵が余計な仕組みを作ってから、日本はデフレ脱却できない構造になりました。貧困化するわけです。
余計な仕組みとは、

プライマリーバランス黒字化
平均概念の潜在GDP
発展途上国型マクロ経済モデル(IMFモデル)

この3つが日本をデフレから脱却できなくしています。
一番最悪なプライマリーバランス黒字化があるために、緊縮財政を執り行う原因になっています。予算がつかない、予算の付け替えが発生する馬鹿げた指標です。
今もコロナウイルスで自粛要請するのは、「お金出せないけど、国民の責任において何とかやってね」ということです。EUも緊縮財政ですが、さすがに解除してお金を出しています。日本だけが国民の命より、緊縮財政の姿勢を崩していません。狂気です。

有事の際は政府は安全保障に努めなければなりませんので、国民ガンバレ!このまま乗り切れ!と言っている人はあまりにも無責任です。安全保障は国家を外敵から守る他にも、今回のウイルスから国民を守ることも含まれます。当たり前です。国民がいなかったら国家って成り立ちません!当たり前の論理が欠落しているスピ系の人いますのでご注意ください。

そして、株をしている人達が隠していることは、安倍政権だと都合が良いということ。金融緩和がそれで、政府は官制相場で株をしている人達を儲けさせているのです。そして、この株をしている人達の中には株乞食という類の人達がいて、この人達が安倍政権に対してだんまりしているか、安倍おろしの邪魔をしていたりするんですね。
安倍擁護者のほとんどは、無知か故意かです。馬鹿だとは言いません。だって、エゴだもの[目]

じゃ、結局はどうしたらいいの?

プライマリーバランス黒字化を破棄!そして、適切に財政出動をする。消費税廃止。

これで平時においてはデフレ脱却が必ず可能になりますし、今のような有事にも政府は財政出動で国民を救うための計画が立てやすい。

緊縮財政やってて国民を救えるわけないのです。最大のネックはプライマリーバランス黒字化目標による緊縮財政です。
こう覚えておくと視点が変わります。

前提「政府は縛りでお金出せない」

この前提を覚えておくと、数々の問題が透けて見えてきます。ips細胞の山中教授がなぜマラソンをしてお金を集めているか、なぜ地方が衰退していっているか、なぜ、こども食堂やワーキングプアや非正規雇用や消費増税や、なぜ今のような有事にケチケチして要請しかしないのかは全部辻褄が合います。

緊縮財政だからですよ。
プライマリーバランス黒字化=緊縮財政=お金の縛り
この縛りを解かないと、ずっと貧乏なままですし、貧乏な人が増えます。


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