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現実を直視する方が楽 [気付き]

先日、大阪都構想が反対多数で否決されました。
維新の会は最後まで都構想と言い続けてきましたけれど、正式な名称は大阪市廃止・特別区設置になります。

この時点で見逃さない人は警戒すると思うんですが、なぜ正式名称を使わずに住民投票をしようとしたのでしょうかね。
日本はここまで落ちぶれました。
維新の会は吉村府知事や松井市長も内部の人間ですので、知事だから、市長だから正しいに違いない、このように短絡的に思ってしまうのは*観念のなせるわざです。

一方で、スーパーシティ構想なるものがありますけれど、これも正式名称は使われていません。
この両方に竹中平蔵氏が関わっているのですが、相当警戒すべきことなんですね。彼の会社と電通は特別定額給付金の中抜きをしていたことがニュースにもなっていますが、音沙汰がありません。
菅総理は竹中氏と懇意にしているためということもありますし、電通も政府のメディア戦略に手を貸していますので、このような理由から理不尽ですがお咎めがないのです。日本は法治国家なんですけどね。

*観念は現実を見ることに対してちょくちょく目を曇らせます。
自分の価値感が否定されるかもしれないと無意識に思えば、誰かのせいにせずにはいられないのです。或いは、自分を必要以上に責めることもあります。これが瞬時に行われていますから、*気付きは大切なことだとずっと言っているんですね。
実は、無関心も*観念のなせるわざでもあります。特に、無関心でいた方が面倒事に関わらなくて良いと、瞬時に無意識に思っていることもあります。

まず、私達は現象を目の当たりにして、それをそのまま直視するか(気付いている状態)、*観念の経路を辿るかのいずれかになります。
*観念は無意識によるものですので、ですから気付いていないと現実がたびたび見れなくなりますし、特に自己価値観と相反するものや脅威に感じるものは、蓋を何重にもしていることがほとんどです。

ふっと思考をした時にすっと入って来る*観念、これに*気付くことが今すぐに出来る練習になりますので、習慣化してしまいましょう。

気を付けたいことは、*観念は自己を自己足らしめるために、精神的な波風を立たせたがっていることです。



※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。


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