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観念は気付いているふりをする [気付き]

きりがない、犬が自分の尻尾を追いかけ回すように、いつまで経っても尻尾に追いつけません。
このようなことをするのが、*観念の得意とするところです。

ある人は*気付きを覚えて、自分は気付いているから大丈夫だ。こう思っていても、問題が起こると途端に*観念に巻き込まれてしまいます。それに自覚がないと気付いている言えませんが、*観念は気付いている前提で振る舞うのです。

「絶対」という自信は、その「絶対」すら気付いている自分において成り立ちます。絶対というものは*観念にとって格好のエサで、無意識の内に「絶対こうでないと認めない」となっているのです。
さんざん悩んだ挙句、ひとつひとつやっていくかと決断した時の清々しさは分かるでしょうか?*観念が絶対視する時には清々しさはなく、どこかストレスが溜まった上で何かをしている感覚がつきまとうのです。みなさまは「これは蓋だな」と理解されますが、どれだけ優れた人でも陥ってしまう罠は、当の本人には無意識の*観念が*気付きを曇らせて分からなくさせます。
つまり、*観念というものは「優れている・優れていない」人に拘わらず、例外なくつきまとうものです。

自分のことをよく分かっているつもり=気付いているふり

気付きをしている人でも、こうなってしまうのです。
そのような時は、「やらかしてしまった」後は、聖人君子ではない自分を認めましょう。そして許します。
*気付きは数をこなせばこなすほど身につきます。何日かさぼったから元の木阿弥ということはありません。蓄積されていっているのです。
段階を踏んで、気付きは明晰さを増していきますので、どうぞ習慣化してください。そして、本当の意味での現実に味わってください。


※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。


タグ:気付き 観念

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