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今ここ、これを現実逃避にしない [気付き]

メソッドで「今、ここ」があります。
過去と未来に気を取られてエネルギーを持っていかれないようにする、とても有用なメソッドです。
ですが、現状から逃れる手段としてこのメソッドを使う人達がいます。当然ですが、メンタルがずたぼろな方は現実逃避した方が良いです。自分が倒れては元も子もありませんので。

このメソッドの要は、精神状態を安定させることです。

例えば、ひたすら走っていて一度立ち止まることに似ています。一呼吸を置くと言いますか。
一呼吸を置いて、またスタートする。
人は疲れると自分はまともだと思っていても、どこか投げやりになっている時があるんですね。仕事適当とか、運任せにしちゃえとか。瞬時にもっともらしい理屈をつけて自分を説得しているのです。
集中力が途切れると結構こういうことが無意識の内にあったりします。*観念なんですけどね。
ですから、*観念を見るという意味で一呼吸を置く。今、ここメソッドが役に立つんです。*観念を放置しておけば、どうなるかはみなさんご存知の通り。

精神を安定させて、現状認識を*観念というフィルターを通さないようにして見るのが、今、ここだったり、気付きです。
これを勘違いしてしまうのが、現実逃避したい人がメソッドをその手段にしてしまうこと。延々と現実逃避していきます。変化するわけありませんし、変化したい願望を持った状態が維持されるだけです。


あ、そうそう。スピ系で悟ったって言われる人いるじゃないですか。あまり期待しない方がいいですよ。至って普通の人間ですから。精神状態が安定しているという意味では一種の悟りみたいな状態ではあります。余裕があるんですね。
空からお金が降ってくることもなく、手からダイヤモンドが出てきたりするわけでもありません。特殊な能力がある人は実際にいますが、悟っているかというとそうではありません。普通に落ち込んだり、下手をすると精神疾患を抱えている人もいます。
これは何を意味するか。悟っているかどうかは関係なく、能力が開花される(されてしまう)ということです。意図して能力がついた人、意図せず能力が備わった人がいるということです。

気付いている人は他の人に比べて状況を制しやすくなることは間違いありません。ですから変わっていきます。
求めること次第ですけれど、求めるような流れに自らが進んで行く感じです。



◆ご注意◆
現状を変えたいからメソッドをする人は物凄く多いんですけど、メソッドを何のためにやるかを把握してからの方が良いですね。抽象的なところから入るとメソッドジプシーに陥りやすいので、本を読んだりネットで読んだりする時も要(かなめ)を見つける方が何十倍も有意義です。これはメソッドに限らずです。
終始、抽象的な雲をつかむような本は詐欺ですのでご留意ください。文面は感情を刺激して掻き立てられるように構成されているので引っかかる人が多いんです。種明かしは絶対しません。だって本を書いてる本人がよく分かっていないので。スピ系ビジネス詐欺ですね。


※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。


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豊かになりたかったら全員で [気付き]

日本で起きていることを端的に書きます。

まず、政治はグローバル化に舵を切ったままで、グローバル化は古き良き文化や習慣は破壊されます。
このグローバル化と親和性が高い思想が、新自由主義です(ネオリベラル)。略してネオリベと呼ばれていますけれど、自由だー!国は規制緩和しろー!と良さげなところが、実は破壊を生んでいるのです。
自由奔放な人が周りにいると迷惑ですよね。
ルールのような規制がなかったら、この自由奔放な人にとって水を得た魚で渡りに船です。
グローバリストは規制緩和してもらいたいのは、公から民へ資本を移動させるためです。しかも、外国資本だったらどうですか?公の仕事は日本の権益そのものなんですが、それを奪われるに等しいですね。更に、日本国民が不自由になることが起きるのです。
水道民営化なんかそうですけど、民間運営で水道代が高騰した事例が海外にあったり(国が規制をかけて事なきを得た)、種苗法改正なんかは外資の種を買わされるように、なし崩し的になっていくことが既に判明しています。

緊縮財政はどうしても民間頼りになりますので、規制緩和するわけです。日本国民の既得権益を政商外資に明け渡すようなものです。

日本の衰退は緊縮財政、要するに政府が貨幣発行(お金)を小出しにしてきたツケが失われた20年です。未だ継続中ですので、失われた23年ですね。

電車に例えると、政府がお金を出す行為は電車が走りはじめてスピードが出るまでで、以降は民間が創意工夫するといった具合です。走りはじめたら民間は成長していくため、政府はそんなにお金を出さなくても済みますし、逆に民間から民間の負担にならない分の税を徴収することが出来るようになります。
現状は民間はのろのろ運転状態で、「スピード出るまで働け!イノベーションだー!」等とやっているのです。こういうのを20年以上やっていれば、衰退するのも当然です。
政府の怠慢です。

以前も書きましたが、日本に財政問題はありません。いわゆる国の借金は「貨幣を発行した残高」に過ぎませんので増えて当たり前です。
財政破綻スルーとか言ってるいる人達は、屁理屈を捏ねて現実も事実も見ていません。データも見ていないんじゃないでしょうか。

私達が豊かになるには、国の借金のデマを指摘するだけでも良いのです。どうしてか?事実だからです。この事実の指摘は、政府がお金を使って国家を繁栄させるために使うようになるからです。好景気時代の日本を取り戻せるのです。
国会議員でも事実を知る人は増えています。
自分だけお金持ちになれさえすれば良いという方は、相当疲弊している方ですよね。考えるのも嫌だし、働いても簿給で明るい材料がない。今までの平成の日本が異常だったのです。
良かった時の日本に戻しましょう。



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