時間は概念であり制約や制限を設けるツール [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
時間の中に生きると、
・何時まで何々しなければならない
・何時から始まるからそれまで帰らなきゃ
・時間かかるからなぁ・・・
・返済期間までに返せないかも・・・
と、時間を採用すると精神衛生上良くないことがつきものです。言い始めるとキリがないほどたくさん出てきますよね。
時間には過去と未来があり、これを使うと途端に時間に使役されてしまうのです。
「今に在る」と時間に使役されることはなくなります。それどころか、ネガティブだと思われていることが解決されたり、何てことないと気付いたりします。
多くの人は、この時間に使役されて一生を終えます。
時間と一生はあまり関係がないように思えますが、時間は*観念によって無意識に当たり前のように使われ、過去のネガティブを参照し、未来に過去のそれを見出そうとしています。
小さい頃に何でも感動したことが、大きくなるにつれて感動することが少なくなり、感動しないようにすることが*観念によって強化されているのです。
感動も大きなことなら感動はするが、小さなことは見向きもしない。
道端に咲く名もなき草や花を見ることなく素通りしてしまうのです。この世の美しいものにも鈍感になってしまっているのです。
それは*観念によるものですが、「今にいない」からです。
過去や未来に生きると味気ないものになり、より多くの刺激を求めるようになるのです。
折に触れて「今に在る」と、これが習慣になります。そうするとすべてが「今」に集約されていたということに気付くでしょう。この世の美に気付くでしょう。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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