私達は本質そのもの

*本質は物理的に存在する何かではありません。何かマニュアルのようなものがあり、マニュアルを見れば*本質が分かるようになっているわけではありません。言葉で説明することも出来ません。

*本質について言葉を使ってお話をするにはしていますが、言葉自体が概念化を促すツールであり、人それぞれの解釈が入りやすいため100パーセントそれらを伝えることが出来ないのです。
言葉解説のページにもありますように、

■本質
言い換えると、神・魂・もう一人の自分・宇宙、潜在意識等。
感覚的に、安心・安全・愛・静寂・楽しい・嬉しい・喜び・抱擁感等。
根源であり全てがある。全てが一つで分離がない領域。

これがそうだと断定的に言えるものではなく、抽象的な表現になってしまいます。

私達は生まれてから親やその周囲による教育やたくさんの情報に触れ、いわゆる常識やルール、概念等を身に付けていきます。これらが*観念になるのですが、これらを全て取っ払ったものが*本質である私達であり、*本質そのものです。
*本質というのも便宜上使っているだけで、本来は名前も何もないのです。
しかし、*本質を知ること（思い出す）は誰でも日常的にしています。あれこれ何も考えていない時がそうです。目的を達成しようとして何かをしていない時もそうです。
意図的にその状態に一時的にもなるとするなら、手をグーやパーを交互に繰り返し、そこに全神経を集中させることです。そうしていると思考が出て来ますが、一時でも一瞬でも思考から離れていたことが分かると思います。それが*本質です。
（何も全神経を集中させ続けないと*本質に至れないとか考える必要はありません。*本質に常に触れていることさえ分かれば良いのです。また、それを意識することです。）

*本質は意識そのものですから、このような状況だから*本質だとすることは出来ませんが、元々誰にでも漏れなくあることは覚えておいてください。
どのような状況であろうと、いついかなる場所であろうと、私達は*本質そのものである意識からこの世を眺めているのです。

※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。

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タグ：観念