気付きについて

気付きについては言葉解説でも書いてあります。

■気付き
「自分」を別視点で眺めている状態。「自分」とは自我（観念）であり、本当の自分ではない。
例えば、普段何気なく過ごしていることは無意識に過ごしている状態ですが、その無意識の状態に気付くことです。
「やだなー」とふっと思考がもたげた時があると思いますが、それに淡々と気付いているというか。
どのような状況であろうと、気付いている状態が気付きです。

「気付き」は現実（現象）に*観念が反応していることに気付くことのみならず、「今、在る」、「今、意識そのもの」だと認識している状態であります。
現実（現象）を遥かに超越している、分離のない根源的な視点が既に私達にはあります。
現実（現象）の根底というか奥底というのか、シーンとした静寂さを一瞬でも経験したことはないでしょうか。
いついかなる時もこの静寂さがあり、静寂そのものを感じる（静寂そのもの）、それが*本質である自分であり分離のない意識そのものです。
これらに気付くのです。
全て即我の瞬間です。
それに気付いた時、無理することなく自然に気付いた時、*観念では理解出来なかったことが、体感と共に色々と腑に落ちるのです。

※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。

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