自分という価値観 [気付き]
日々において生活や仕事や学業等、人それぞれ様々なことをして営んでいます。
この営みが無意識に行われていることがほとんどで、常に思考は過去や未来に向いてせわしなく動いており、それを「自分」であると思い込んでいる状態です。
*観念によってめまぐるしく思考が働き、それがあたかも「自分自身」だと錯覚しているのです。
多くの人は未来に求め期待しながら生きているのではないでしょうか。その方が「今」よりも重要で大切なことだと無意識に思っているのです。
その未来に早く到達したいために、到達出来ない未来にストレスを感じてしまうことがほとんどではないでしょうか。
未来に生きることは出来ず、未来に何かを見出そうすることは作られた概念の中に自分を閉じ込めておくようなものです。それだけ*観念が自分であって自分という価値を継続的に作り続けており、「今」を味わえなくしています。
*観念にとって「今」より未来の方が何かありそうだということで重要だと認識してしまっているのです。無意識に。
しかし、あらゆるものの存在は「今この瞬間」に存在しています。それに*気付くことです。意識的に気付くことです。
はっと気付くのも良いことですが、意識的に気付くこと、即ち「気付いている状態」であることを認識するのです。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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