恋は盲目

恋は盲目と言いますよね。理由はとても簡単で、*観念が不足を感じた時に「相手」によってその穴埋めを求めるためです。
頭の中の思考で相手のイメージを作り上げ、そのイメージに一喜一憂しています。最初は妄想的なイメージと分かってはいるものの、次第に無意識レベルでそのイメージが真実かのように錯覚していき、色々なケースが起こったりします。
告白して一緒になったり、フラれて落ち込んだり、ストーカーをしたり等々。

仮に告白して一緒になったとしても、不足が始まりだったため、一緒になったことで一時的には満たされたものの、*観念の不足が根っ子にあるため、喧嘩が多くなったり破局をしてしまいます。
一緒になることは、不足が満たされる条件であり、その条件が相手から望めなくなると次を探し始めるのが*観念の性質です。

初心忘れべからずとはよく言ったもので、これは足るを知ることのない*観念に向けているといっても過言ではありません。
以前も書いたのですが、恋愛の初期は全てを相手に許容している状態です。

恋というカテゴリーを通して、不足に気付き「今」にいるかどうかを確認出来ると良いですね。
何も恋に限ったことではなく、*観念に気付くということであれば、どのような概念についてもそうです。
小難しく複雑なことではなく、シンプルに「気付いている状態」であれば良いのです。

※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。

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タグ：無意識 観念 恋愛