クリスマスは怖くない [気付き]
恋人がいない方で、クリスマスが近づくにつれて憂鬱になる方がいらっしゃいます。クリスマス自体はご存知の通りですが、祝福の意味合いが強く、憂鬱になる方は祝福されたいという願望が強烈にあるのでしょう。
これも*観念のなせるワザで、憂鬱になる要素は一欠けらもないのですが、クリスマスに対して強烈な意味付けをしているために、それに同化してより一層「自分」という価値観を強めてどうかなってしまうように錯覚するのでしょう。
元々祝福されている存在なのですから、分離して祝福されたいと強烈に望まなくても良いのですね。
恐怖や不安は*観念の無意識から発せられるものです。クリスマス自体は概念ですし、中立であって恐怖や不安をまき散らしてはいません。あくまで*観念が恐怖や不安を見ているだけです。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
以前、私の友達で仕事でも忙しくミスして怒られたり、彼氏とも別れて精神的にズタボロで、クリスマスが来る前日になると恐怖のズンドコに陥ってしまう。というので思わず私は大爆笑してしまったのですが、友達は鬼のような形相をして相当ご立腹だったのですね。
「何で笑うの!」
と本人は誤用していることに気付かず、それを言ってあげると泣きながら爆笑して恐怖も何もなかったように元気そのものになったことを思い出します。
*観念というのは、そういうものなのです。
スポンサードリンク
タグ:観念
2016-12-08 12:39
nice!(14)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0