自分が変わるということ。

自分は正しいことをしているのに、なぜ自分が変わらないといけないのでしょうか？
相手が悪いのだから、相手が変われば万事解決なのに。
このような思いは多くの方がされています。
確かに原因は相手にありそうなものです。
相手もあなたを変えようと主張してきた場合、あなたは心外に思いませんか？
こうなると衝突しかなく、恨みと怒りのネガティブエネルギーのぶつけ合い、抱え込みになります。

自分が変わることは、相手に折れたり妥協することではありません。
自分が変わることによって、相手が変わることです。
そして、自分が変わるということは、同時に悟りを開いていくことでもあります。
自分を変えず、相手に変わることを求めた場合のあなたの感情は、自分に不安と恐怖がある状態です。
仮に相手があなたの言うことを聞いて変わったとしても、あなたは一時的な満足感を得るだけで、あなたの不安や恐怖が消えるわけではありません。
それは、あなたが変わっていないからに他なりませんし、相手も変わったように振る舞っているだけです。
つまり、あなたは変わることを選択せざるを得ないのです。誰一人例外なく、自分から変わらないといけないのです。
自分を変えない選択も当然可能ですが、ずっとネガティブエネルギーを抱え、他者に迷惑をかけ続ける覚悟は必要になるでしょう。
しかし、そうは言っても、いつかはあなたは否応なしに引き上げられます。
なぜなら、あなたは自分から変わることを選択した方々から影響を受け、変わることを選択することになるからです。
あなたが変わることにより、変わる人が増えていきます。
どうか、古い習慣に流されることなく、変わることを選択し続けてください。

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