辛い時こそ気付く、これこそが試練を乗り越えた時

試練を乗り越えると言いますが、現実的に何かをして乗り越えると思いがちですが、これは後付けです。
現実的に乗り越えるのではなく、辛くなっている最中に試練が訪れたと思われた時に自分の反応に気付くことこそが重要なのです。

例えば、

うわー、またこんな過ちを犯してしまった
とか
やっぱりダメなんだ
とか
もう何もかも嫌だ
とか
あれは乗り越えられたけど、今回のだけは無理
とか

人それぞれ様々な反応が出てきます。
この反応は無意識（今まで生きてきて培ってきた観念）によるものです。
これに気付くだけで良いのです。

「あぁ、これは今までのただの反応なんだな」
こんな感じで淡々と気付けると思います。

注意していただきたいのは、「あぁ、これは今までのただの反応なんだな」とこう思えば良いんだなと、メソッドのように使わないでください。
これでは新しい観念を作るだけで、気付いている状態ではありません。

誰でも経験があると思いますが、「昨日カレー食べたな」とか「夢見てたな」とか後で気付いている状態になることって日常的にありますよね。これも気付きです。
気付きは日常的に行われていますが、なぜか自分にとってネガティブな現実を目の当たりにすると、途端に気付きが行われなくなり、無意識に反応してしまいます。

いついかなる時も、気付いている状態を自分に許可してください。
ネガティブだと思われる現実が訪れても、それに気付けばネガティブなものはネガティブではなくなります。ここが試練を乗り越えた時なのです。
気付けは後は現実も上手く回り出します。

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タグ：試練 気付き