区画がない場所 [気付き]
地球上に住まう私達は、国や地域、それぞれの住むところがあり、区画があったり住所があって分けられています。敷地境界線や隣地境界線等のように区切られています。
一方、空はどうでしょう。空にはそういったものがありません。
区画や区切りもありません。
私達は敷地はおろか、様々なことでカテゴライズして「これはこれ、あれはあれ、それはそれ」といった風に分けてものごとを考えています。それは人が作ったもので「情報を整理する」という人のアイデアの蓄積でとても便利で素晴らしいことですが、時としてそれが*観念となり様々な*観念と*観念が関連付けを行い、ネガティブな状態を生み出すことも事実です。
平等という言葉がありますが、自分の中に区画や比較があると平等な視点は有り得ません。
あの人に対しては優しく出来るが、あの人は絶対に嫌だ。
このように、区画があると抵抗を自ら作っているため、苦しくなったりします。このようなケースのみならず、色々なケースで区画が*観念によって無意識の反応をしているのが実情です。
空を見上げると、線引きも何もありません。
本来は空と同様、私達には区画も差別も比較も何もないのです。
空という自然がちゃんと答えを示してくれているのですね。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
ある時、区画がない綺麗な青空からトンビが舞い降りてきて、私の食べかけのサンドイッチをかっさらっていきました。
トンビの羽根が私の頭をバサっとはたき、何だか馬鹿にされたように感じて、私の観念は「げきおこ」でした。
観念によると、驚き→憤り→食欲の侵害の順に反応が起こっていた模様。笑
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