物質の平坦さ、味わい深い全体性 [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
この世にたくさんのモノがあります。物質は生まれては消えゆく存在で、また、変化と共に価値の上下があったりします。
私達は生まれてから今に至るまで、モノ(物質)で不足を補うことにより満足したり飽きたりし、また次の不足を探してモノを得ようとします。不足のスパイラル(笑)ですね。
物質自体はニュートラルな存在ですが、私達の在り方が物質を不足を補うためのものとしているため、平坦な幸せ感や喜び感でしかありません。
今に在る*本質に生きると、味わい深い世界を生きることになります。物質界のそれは副産物でしかなく、モノへの執着もこだわりもなくなり、本当の意味での自由を味わい、深い平安に包まれ、どのような現象が起きようと不動の如く揺るぎないのです。
それは分離のない全体性であり、全てに意識が存在するようにその意識そのものになるのです。
モノ(物質)がダメということではなく、モノを*観念というモノサシで測らないようにして見てください。
そこにはモノとして存在しているように見えて、「ただそうで在るもの」として存在していることが体感を通して分かることでしょう。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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