砂上の楼閣はシグナルを発している [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
前回も触れましたが、砂上の楼閣は*観念そのものです。グラグラ揺れて定まりがありません。
ネガティブな思考で埋め尽くされることは、「今に在る」ためのシグナルと言い換えることが出来るでしょう。
悲劇のヒロインになるのも、薄々はそう演じている自分に気付いているはずです。*観念は*本質に気付かれてはいるけど、惰性で止められずにいるだけで、「今に在る」ためのシグナルを発し続けているのです。
ネガティブ性は「今に在る」ための便利なお知らせ機能ということですね。
些細なことから大きなことまでネガティブに思えることがあったら、それはシグナルです。砂上の楼閣が小さく揺れているか大きく揺れているかの違いはありますが、性質は同じなので些細なことであっても大きなことであってもそれに気付いていましょう。
それらをじっと眺めてやるのです。
納まらない場合は、感じるままに受け容れてやりましょう。
自然からたくさん学ぶことがあります。
山は不動であり、空には区画がなく、花は一心に咲き誇ります。動物も足るを知っています。
動植物は人の観念を持って生きているわけではありません。その動物や植物たちの在るがままの様を知るのです。
自分のモノサシを外して観察してください。
静寂さや純粋さを感じることでしょう。
その静寂さや純粋さが*本質であり、私達そのものなのです。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
スポンサードリンク
コメント 0