外側ではなく内側でOK [気付き]
前回の分と併せてお読みください。
どうしても納得いかない、辛くて切ない、悲しいetc...
それは現実(現象)を見てジャッジしてしまうからです。現実という外側を見てしまい、内側がおそろそかになっています。
表面上では気丈に振る舞って持ちこたえようと無意識に頑張っていますが、その感情を外側に求めないで内側で味わってみてください。
辛かったら辛いことを目を閉じてじっと眺めるように味わってみてください。
味わうということは、味わってそれを完結させてしまうということです。外側の現象を完結させようとするのではなく、内側で辛いものを在るがままに受け容れてやるのです。状況を受け容れるのではなく、状況によって辛いと感じたそのものを受け容れてやるのです。
これも手放すこと、抵抗しないこととと同義です。
元々、どのような状況であれ、*本質はそれを丸ごと受容し許しているので、後はあなたがその辛さを受け容れてあげるだけです。
気付いている状態になっている方は、淡々と気付いてるので上述したことは不要です。
現実(現象)を無意識の内に深刻に受け止めている人ほど、手放すことや抵抗しないことに対して否定したい気持ちが出てくるでしょう。そのような時は無理しないことです。
車がある人は車の中で大きな声で「わーっ!」って叫んでみたりするとスッとするでしょう。カラオケで歌うこともそうですが、大声で一度叫ぶ方がすっきりするかもしれません。これは対症療法なので根本的な解決にはなりませんが、一旦は気持ちが和らぐのでそれから手放すことをされても良いでしょう。
対症療法はストレスを発散する方法等で検索すればたくさん出て来ると思います。それはあくまでどうしようもない時に気持ちを和らげるためにとっておいて、日頃は「今に在る」ことで気付いている状態を習慣にしてください。
対症療法は*観念を解放させません。手放すこと、在りのまま受け容れることで*観念の外に出て平安を見るのです。
※文中に出てくる「*」は、言葉解説のページをご覧ください。
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